2025年11月9日、八王子シェアハウスにて、学生団体「Hokkaidonors」と北海道・森町を拠点とする株式会社ソダツクル様がタッグを組み、共催で「木育ものづくりワークショップ」が開催されました!
イベントについて
このイベントの根底にあるのは、「木育」という考え方です。
木を守ると聞くと、森に手を加えないイメージがあるかもしれません。しかし、ソダツクル様との対話を通じて、炭素固定の役割を終え寿命を迎える前に、伐採されるべき木をしっかりと活用し、その上で新しい木を植えるという循環こそが、森を守り、未来につなぐために最も大切であることを学びました。
今回のワークショップは、単なるものづくりに留まらず、この循環と木育の考え方を広めることを目的に実施されました。
当日の様子をご紹介!
当日は、30名のお客様にご参加いただきました。参加者の皆様が「モノ」だけでなく「学び」を持ち帰れるイベントになりました。
当日の主なプログラム
* 木育講話

* 木の五感体験

* ものづくり

* ディスカッション
テーマ「木を取り入れた理想の家」「学校教育に導入するならどんな活動ができるのか」

主催情報
「Hokkaidonars」さんからのコメント
今回のイベントはHokkaidonorsにとって初めての大規模な企画でしたが、8月からの準備期間、メンバー全員が主体的に、会場手配、集客、広報などの役割を分担し、熱意をもって取り組みました。
この活動に賛同してくださった株式会社RINDO様にも協賛をいただき、当日はご登壇もいただきました。協力企業様との連携により、イベントの運営をすることができました。
道南スギという地域の資源を使った取り組みは、北海道に恩返しをしたいという私たちの団体コンセプトに深く沿うものです。ご参加いただいたお客様、ご協力いただいたソダツクル様、RINDO様、全ての関係者の皆様のおかげで、素晴らしい一日となりました。
今後も引き続き、株式会社ソダツクル様と連携し、12月には「エシカル縁日」への出店を予定しております。次回の活動にもぜひご期待ください。
「Hokkaidonars」について

「東京にいながら北海道に還元できるコミュニティ」をコンセプトに、北海道から上京してきた大学生で結成された団体です。
北海道では若者の道外への流出が大きな課題となっています。 私たち自身も、故郷を離れて初めて気づいた北海道の大きな可能性と、そこにある課題を実感してまいりました。
「地元のために何かしたいけれど、一人では何もできない」 そんな個々の想いを集結させ、故郷への恩返しを実現するために、この「Hokkaidonors」は立ち上げられました。
協力企業の方からのコメント
「株式会社ソダツクル」山本賢治さんからのコメント
北海道がテーマということで以前からご縁のあったユースキャリア教育機構様に今回のお話しをいただきました。
「木育」みなさん聞いたことありますか?木の種類を意識して生活したことありますか?木は木だよねと一括りにされるのが一般的だと思います。
導入では五感を使い、感覚を研ぎ澄まし、後半はものづくりで木を味わって楽しんでいただきました。
普段は木を触れる機会は少ないかもしれませんが、これを機に暮らしの中に木を取り入れていただけたら嬉しいと思います。
「株式会社ソダツクル」について

「そだてる」+「つくる」=「ソダツクル」
未来を育てる、つながりを創る。
プロジェクトをそだて、サービスをつくり、人や地域をそだてながら、社会全体がより良い循環の中で成長していくことをビジョンに掲げ、さまざまな事業を展開しています。
主にソダテル事業、ツクル事業、ソダツクル事業と3つの事業に分かれ、プロダクトサービス企画開発や地域づくり、自然環境・地域教育など幅広い業務を行っています。
HP:https://kenchanyamaken.myportfolio.com/
【記事制作協力】
Hokkaidonors 芳賀遙來さん

